9/7(土)の午後4時から、岐阜トレーニングクラブ(通称GTC)との合同トレーニングを実施しました。GTCは、小学生や中学生がウェイトリフティングを通して日々努力しているクラブで、その活動は地域のジュニア選手たちの成長に大きく寄与しています。
そんなクラブとの合同トレーニングの機会をいただけたことに、心から感謝しています。
コーチからの貴重な学び
今回のトレーニングは、中京高校ウェイトリフティング部の監督である戸松先生より、「ウェイトリフティングの考え方を元にしたウェイトトレーニング」をテーマに進行されました。まず、座学を通じてウェイトトレーニングの基本的な理論を学び、その後実際にトレーニングに取り組む時間を設けました。
戸松先生からは、ウェイトリフティングの技術や体の使い方、そしてそれが他のスポーツ、特にラグビーにどのように役立つかを丁寧に説明いただきました。
ウェイトリフティングを通じて体のバランスや筋力を鍛えることで、ラグビーにおいてもより力強いプレーや安定した体の使い方ができるようになることを学びました。
多様なトレーニング体験
今回のトレーニングでは、以下のカリキュラムが行われました。
クリーン&ジャークこの動作は、体全体を使って重いバーベルを持ち上げる動きで、瞬発力と全身の筋力を向上させる効果があります。参加した小学生も、最初は難しそうに感じていたものの、徐々にコツを掴み、自信を持って取り組む姿が見られました。
スナッチスナッチは、バーベルを一気に頭上まで持ち上げる動きで、高い技術が要求されます。ウェイトリフティング特有の動作で、ラグビーのような瞬発的な動きに応用が利くことから、ラグビー選手にとっても非常に有益なトレーニングです。参加者たちは、繰り返し練習しながら、正しいフォームを身につけていきました。
スクワットラグビーのプレーにおいて下半身の強さは非常に重要です。スクワットは、その強化に欠かせないトレーニング方法です。今回のスクワットトレーニングでは、バーベルを使用した本格的なスクワットを体験し、ラグビーのパフォーマンス向上につながる基礎的な筋力トレーニングを学びました。
パートナーマッサージ最後に、トレーニング後のリカバリーとして、パートナーマッサージを体験しました。パートナー同士で筋肉をほぐすことで、トレーニング後の疲労回復を促進し、次の日に備えることの大切さを学びました。
参加者の声
今回の合同トレーニングには、小学生から保護者の方々まで幅広い年齢層の参加がありました。保護者の方からは、「普段のラグビー練習では体験できないトレーニングで、子どもたちにとって新鮮な経験になった」との声が多く寄せられました。
また、子どもたちからは「初めてのウェイトリフティングが楽しかった」「新しいことに挑戦するのは面白い」といった感想が聞かれ、皆が笑顔で終了できたことは、大きな成果だったと感じています。
今後のコラボレーション
GTCさんとのご縁を大切にし、今後も継続的なコラボレーションを考えています。ウェイトリフティングを通じた体の使い方や筋力の向上は、ラグビーにおいても非常に有効な要素です。このような機会を積極的に取り入れ、子どもたちが多角的に成長できるようなプログラムを今後も模索していきたいと思います。
合同トレーニングを実施する中で、子どもたちの新たな一面を発見することができたことは、コーチ陣にとっても大変有意義な経験でした。そして、今回のトレーニングを通じて、ラグビーだけでなく、他のスポーツの知識や技術がいかに自分たちのパフォーマンスを高めるかを実感する機会となりました。
最後に、この場をお借りして、合同トレーニングを開催していただいた岐阜トレーニングクラブの皆様、そして戸松先生をはじめコーチのみなさまに改めて感謝の意を表します。
これからも、子どもたちの成長のために様々なトレーニングやプログラムを取り入れていきたいと思います。
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